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記者コラム

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とんぼり通信

  • 男子に限る

    2021年09月14日
    とんぼり通信

     郷里で過ごした大学3年の夏休み明け、長い休みを造船所の割のいいアルバイトをしたおかげで、懐は豊かだった。しかし、仕送りを受けていない身であり、再上京後早速、東京のアパートで次のバイト探しを始めた。多少、ゆとりはあ ...[続きを読む]


  • あなたはいないよ

    2021年09月07日
    とんぼり通信

    「もし小倉だったらあなたはいないよと母は語りき8月9日」。朝日新聞の9月5日の短歌欄に掲載された投稿歌である。詠み人は大分県中津市の女性。筆者とほぼ同世代だなという想像がつく。両親からはよく言われた。「もし小倉だっ ...[続きを読む]


  • 大阪コロナ野戦病院

    2021年09月03日
    とんぼり通信

     収容規模1000床の野戦病院が10月には大阪市に出現するかもしれない。8月末までに吉村洋文府知事が打ち出した構想が、大阪大学の感染症専門学者、忽那賢志教授の協力が得られることになって、具体化した。さしずめ、プロデ ...[続きを読む]


  • 若者に我慢大会を強いる世界

    2021年08月31日
    とんぼり通信

     最近では漫画のネタでも滅多に見られなくなったが、一昔前の盛夏では、4コマ漫画の世界にほぼ必ず「我慢大会」が登場した。真夏に、褞袍(どてら)を着込み、炬燵に入って鍋焼きうどんを食べたりする。どれだけ長く持ちこたえら ...[続きを読む]


  • 抗体カクテル療法への熱視線

    2021年08月26日
    とんぼり通信

     大阪では22日の日曜日までに、府が新型コロナウイルス感染症の治療法である「抗体カクテル療法」(ロナプリープ=中外製薬)に対応するための整備が進んでいることが明らかにされた。病院での入院を対象にした「短期入院型医療 ...[続きを読む]


  • 女性の身繕いの意味

    2021年08月20日
    とんぼり通信

     8月20日の、池澤夏樹が朝日新聞に連載している小説『また会う日まで』。主人公が妻の女性の髪への思いを受け止めて独白する。時代は第2次大戦に入って半ば頃か。女性はパーマネント(電髪)をすでに禁止されている。妻は髪に ...[続きを読む]


  • ボクサーは殴り合わない

    2021年08月17日
    とんぼり通信

     東京オリンピックのボクシング女子フェザー級で、金メダルを獲った入江聖奈選手はまことにあっぱれだったが、元プロ野球選手の大御所がテレビ番組で、からかい気味のコメントを発したとしてバッシングされている。直接、その番組 ...[続きを読む]


  • 2.5やないと困るんや

    2021年08月11日
    とんぼり通信

     月に一度、かかりつけ医の診療所で持病をチェックしてもらう。8月はお盆休みがあり、いつもの日より早く予定を入れていた。コロナ禍前は、予約してても30分ほど待たされたが、最近では外来患者は少なく15分も待てば診察を受 ...[続きを読む]


  • 副反応で競う若さ

    2021年08月04日
    とんぼり通信

     1949年生まれ。第2次大戦の終結から4年後なので、結構、長く生きてきたことになる。47~49年生まれを堺屋太一は「団塊の世代」と呼んだ。おかげで、前の世代からも、後の世代からも厄介者扱いされてきた。にもかかわら ...[続きを読む]


  • 罵り合いはやめようや

    2021年07月29日
    とんぼり通信

     オリンピック卓球の混合ダブルスで、日本ペアが中国のペアに勝って金メダルを得たことが、中国で激しい批判に晒された。中国メディアの速報は「恥辱」とまで語って、自国ペアを責め立てていた。こういうの、毎回繰り返されるけど ...[続きを読む]


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