医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

記者コラム

閉じる

とんぼり通信

  • あなたはいないよ

    2021年09月07日
    とんぼり通信

    「もし小倉だったらあなたはいないよと母は語りき8月9日」。朝日新聞の9月5日の短歌欄に掲載された投稿歌である。詠み人は大分県中津市の女性。筆者とほぼ同世代だなという想像がつく。両親からはよく言われた。「もし小倉だっ ...[続きを読む]


  • 大阪コロナ野戦病院

    2021年09月03日
    とんぼり通信

     収容規模1000床の野戦病院が10月には大阪市に出現するかもしれない。8月末までに吉村洋文府知事が打ち出した構想が、大阪大学の感染症専門学者、忽那賢志教授の協力が得られることになって、具体化した。さしずめ、プロデ ...[続きを読む]


  • 若者に我慢大会を強いる世界

    2021年08月31日
    とんぼり通信

     最近では漫画のネタでも滅多に見られなくなったが、一昔前の盛夏では、4コマ漫画の世界にほぼ必ず「我慢大会」が登場した。真夏に、褞袍(どてら)を着込み、炬燵に入って鍋焼きうどんを食べたりする。どれだけ長く持ちこたえら ...[続きを読む]


  • 抗体カクテル療法への熱視線

    2021年08月26日
    とんぼり通信

     大阪では22日の日曜日までに、府が新型コロナウイルス感染症の治療法である「抗体カクテル療法」(ロナプリープ=中外製薬)に対応するための整備が進んでいることが明らかにされた。病院での入院を対象にした「短期入院型医療 ...[続きを読む]


  • 女性の身繕いの意味

    2021年08月20日
    とんぼり通信

     8月20日の、池澤夏樹が朝日新聞に連載している小説『また会う日まで』。主人公が妻の女性の髪への思いを受け止めて独白する。時代は第2次大戦に入って半ば頃か。女性はパーマネント(電髪)をすでに禁止されている。妻は髪に ...[続きを読む]


  • ボクサーは殴り合わない

    2021年08月17日
    とんぼり通信

     東京オリンピックのボクシング女子フェザー級で、金メダルを獲った入江聖奈選手はまことにあっぱれだったが、元プロ野球選手の大御所がテレビ番組で、からかい気味のコメントを発したとしてバッシングされている。直接、その番組 ...[続きを読む]


  • 2.5やないと困るんや

    2021年08月11日
    とんぼり通信

     月に一度、かかりつけ医の診療所で持病をチェックしてもらう。8月はお盆休みがあり、いつもの日より早く予定を入れていた。コロナ禍前は、予約してても30分ほど待たされたが、最近では外来患者は少なく15分も待てば診察を受 ...[続きを読む]


  • 副反応で競う若さ

    2021年08月04日
    とんぼり通信

     1949年生まれ。第2次大戦の終結から4年後なので、結構、長く生きてきたことになる。47~49年生まれを堺屋太一は「団塊の世代」と呼んだ。おかげで、前の世代からも、後の世代からも厄介者扱いされてきた。にもかかわら ...[続きを読む]


  • 罵り合いはやめようや

    2021年07月29日
    とんぼり通信

     オリンピック卓球の混合ダブルスで、日本ペアが中国のペアに勝って金メダルを得たことが、中国で激しい批判に晒された。中国メディアの速報は「恥辱」とまで語って、自国ペアを責め立てていた。こういうの、毎回繰り返されるけど ...[続きを読む]


  • 台風6号と8号の格差

    2021年07月26日
    とんぼり通信

     今回の東京オリンピックは開催すべきではないとずっと思ってきた。パンデミックの中で1年延期しても、まだなおかつ世界中で感染が止まらない。強行する意味があるのか、とずっと思ってきた。それでも無観客で、直前までいろんな ...[続きを読む]


担当者一覧

googleAdScence

googleAdScence