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この1冊でOTC薬の“すべて”がわかる!
MOOK「OTC薬」
商品ID:72
カテゴリ:書籍
著者 : 医薬経済編集部 B5判 68ページ 2004年5月12日発行 03年度はOTC薬が脚光を浴びた年だった。コンビニエンスストアへの規制緩和議論、ドン・キホーテによるテレビ電話販売の出現。また、メーカーのOTC薬事業再編の動きも活発だった。 本書はこうしたOTC薬の動向を、「規制緩和」という切り口で探る。総合規制改革会議と厚生労働省の攻防、ドン・キホーテが意図したものとは、2つの検討会の舞台裏、そして、とうとう重い腰を上げ、薬事法大改正に乗り出す厚労省。2年後の国会へ改正案提出を目指すが、その内容も大胆に予測する。 また、OTC薬を取り巻く基本的な用語や事例も満載。解説としては、「薬剤師不在問題の真相」「愚策・カタログ販売の内実」「規制緩和の経済効果」「要薬剤師薬の行方」などを取り上げた。さらに、行政がヒタ隠す内部資料も掲載。新人MR、現場薬剤師から管理職や経営者、また団体幹部、行政関係者も必読の一冊。
目次
■第1章 規制緩和論議、この1年 §1 官邸主導が迷走の始まり §2 坂口・石原大臣の神経戦 §3 TV電話販売で薬事行政の虚をつく 都知事がテレビ電話を容認 §4 厚労省の巧妙な人選 §5 業界団体は意見広告で空中戦 OTC薬副作用宣伝で世論誘導する厚労省 §6 断固反対「坂口 力」の存在感 §7 小手先の見直しは通用せず ■第2章 手つかずの薬事法の矛盾 薬事法の基本を探る 論点 前・日本大衆薬工業会 薬事部長 真下浩 日本チェーンドラッグストア協会 事務総長 宗像守 有識者 弁護士 三輪亮寿 日本薬剤師会 専務理事 石井甲一 ■第3章 そして、第3幕へ 薬事法の大改正に着手 成否は官僚の本気具合