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記者コラム

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とんぼり通信


  • 散歩の犬に感づかれた

    2024年07月18日
    とんぼり通信

     歳を取ると朝が早い。放っておかれるといつまでも寝ていた頃が嘘のように思える。午前6時過ぎ、朝刊を取りに行ったついでに近くをぐるりと歩いたりする。出会うのは犬を散歩させる人たちで、その人たちの顔や様子は少しも覚えな ...[続きを読む]


  • 差別を広げるマイナ保険証

    2024年07月16日
    とんぼり通信

     東京に住んでいた頃の記憶で、ずいぶん前の話。細部は覚え違いがあるかもしれないが、基本は間違えてない。車いすを使う脳性麻痺の身障者2人が、都心にある居酒屋へ入ろうとして断られ、トラブルとなったニュース。当時、反射的 ...[続きを読む]


  • ワタシも東京へ行きたい

    2024年07月10日
    とんぼり通信

     出勤することがなくなって毎日、いわゆる朝ドラを観るようになった。BS放送では過去に放送した「オードリー」に続いて、新作の「寅に翼」というラインナップ。「寅に翼」は主人公を演じる伊藤沙莉の人気もあるらしく、たいへん ...[続きを読む]


  • 忘却とは忘れ去ることなり

    2024年07月05日
    とんぼり通信

     小学生時代だから60年以上前。「忘却とは忘れ去ることなり」というフレーズが級友たちの間で大流行した。「忘却」が何だか知的で大人ぶるにはもってこいのワードであり、「忘れ去ることなり」もリズム感がよくて覚えやすかった ...[続きを読む]


  • 見て見ぬふりの性根

    2024年07月01日
    とんぼり通信

     6月26日に行われた大阪府の「治験環境に関する懇話会」。年度内にも治験関係者との連携に積極的な「協力医療機関等リスト」を策定するとの方針が決まったが、議論のなかでは、なぜ日本では治験が進 ...[続きを読む]


  • 高卒ではあきまへんか

    2024年06月25日
    とんぼり通信

     業界紙に職を得るとき、当然ながら面接があったのだがスーツを持っていなかった。真夏ということもので、アロハシャツと短パンで行った。他の応募者と出合わさせないためか、時間が区切られていて、社のドアを開けて受付に行くと ...[続きを読む]


  • もはや諦めるしか…

    2024年06月19日
    とんぼり通信

     19日付朝日新聞朝刊(大阪版)を読んでいて、何やら苛立ちのようなものが形を表すと同時に、それが抜けていくのを我が身に覚えた。気持ちだけではない。体じゅうから力が抜けるような、倦怠にも似たものが四肢を襲う。 ...[続きを読む]


  • 自分で障子を張り替えてね

    2024年06月18日
    とんぼり通信

     このところいろんな病気になり、行きつけの調剤薬局の待合室にいることが増えた。薬局の景色については商売柄、どうしても観察気味に眺め渡してしまう。待っている人はほとんどが高齢者で、患者の観察は飽きてしまった。それで待 ...[続きを読む]


  • 実感中です、痛みが心を蝕むこと

    2024年06月10日
    とんぼり通信

     坐骨神経痛を発症してから2ヵ月を経過した。「発症から2ヵ月」の実際は、右足全体に広がる痛みと痺れを自覚してからの時間。プレガバリン(リリカ)では埒が明かず、6月からはミロガバリン(タリージェ)に処方が変わったが、 ...[続きを読む]


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